タイ語では「โซตัส」と表記します。（タイ語Wikipedia）

以下の頭文字をとって「SOTUS（ソータス）」と呼ばれています。

• Seniority：尊敬
• Order：秩序
• Tradition：伝統
• Unity：団結
• Spirit：思いやり

タイの大学（中学校などにも）に実在する制度で、学部や学科ごとに先輩から新入生に向けて指導を行いますが、その厳しさは大学や学部ごとに異なります。

大学生活や社会に馴染みやすくなるよう団結や協力を学ぶ役割を果たす一方で、近年では様々な問題や日本と同様に若者の感覚の変化などから、制度の見直しや実施の見送りを行う場面も増えつつあるようです。

タイ語では「พี่ว้าก（ピー・ワーグ）」と表記します。

SOTUS制度での新入生の指導役や先輩としての役割を担います。ワーガーのリーダーは「ヘッドワーガー」と呼ばれます。

ワーガーになるためには、選抜や先輩ワーガーからの試験などがあったりするようですが、ワーガーのみが着用できる「ワーガーシャツ（ドラマのSOTUSシリーズでは赤いシャツを着用）」は、学部や学科ごとにシャツの色が異なり、遠目から見てもすぐにどこのワーガーであるかが分かります。（ワーガーシャツの制度がないケースもあります。）

なお、ドラマSOTUSでコングポップを演じたSingtoは、カセサート大学経済学部のヘッドワーガーを実際に務めていました。

日本の大学でいうところの学籍番号のようなもので、新入生1人1人に番号が振られます。近い番号を持つ先輩・後輩同士で助け合うなどの交流のキッカケになることも。

なお、アーティットの番号は「0206（スン・ソーン・スン・ホック）」、コングポップの番号は「0062（スン・スン・ホック・ソーン）」という近い番号だったために、交流が更に深まることとなりました。

アーティットの好きな飲み物です。

タイでは「ノム・イェン（冷たいミルク）」や「ノム・チョンプー（ピンクのミルク）」とも呼ばれます。

日本のいちごミルクをさらに赤くしたような見た目と味で、扱いとしてもいちごミルク同様の「可愛らしい飲み物」という印象を与えます。

サラシロップ（ナム・デーン：赤い水）と練乳や牛乳などを混ぜて作りますが、レシピはお店によって異なります。アーティットがよく飲んでいたピンクミルクのお店のレシピは練乳たっぷりの甘さとコクが強めの１杯です。

なお、アーティットを演じたKristが共同経営者の1人となっているカオマンガイ屋「3 Pi Nong ChickenRice」では、ピンクミルクを豊富に取り揃えてファンの来店を歓迎しています。

「アーテッィト」という名前は、タイ語で「太陽」を指します。

コングポップは、大学のムーンコンテスト（日本の大学でいう「ミスターコンテスト」のようなもの）で、ムーンに輝きます。

そのため、アーティットとコングポップの２人を太陽と月で表すことも。

KristとSingtoのコンサートなどでも太陽と月を模した演出が登場することがあります。